家探し

豪州での住居はSydney北方のsuburbであるSt Leonardsという場所に決めました。Sydney Central駅からHarbour Bridgeを渡って5つ目の駅近くで、日本人も比較的多く住む地域です。このあたりは、いたるところで新しい建物を建設する槌音が響き渡っていて活況を呈しています。
こちらの物価は日本に比べて約2倍という信じられない状況になっていて、さらに年に最低3〜8%以上という不動産価格の高騰が激しく、日本のeconomic bubbleなんて比較になりません。家賃が高いことに加え、Sydneyは空き家率も極端に低く、我が家の場合は家族暮らしで子どもの学区の制約もあるため、家探しにだいぶ苦労しました。
長男の入学手続きの都合上、ゆっくり探すこともできないため、取り急ぎ空いている手頃な家賃の物件で妥協しました。低層階で日当たりはあまり良くないものの、家賃の割に広く、駅に近いので通勤と通学に便利な場所なのでよしとしました。

日本から生活必需品を大量に詰め込んだ船便が2ヶ月かけて届きました。豪州の物価は日本に比べて約2倍なので、給料が半額に減額されるようなものです。豪州で日本での生活水準を維持しようものなら、相当な赤字を覚悟しなければなりません。これまで宮城の実家での田舎暮らしだと、お米も野菜も教育費もほぼ無料だったので、余計な出費が増えて、さらに高額な教育費が家計を圧迫します。借金しないと子供を学校へ行かせられません。そこで、日本で買えるものは全て買いだめして送りました。

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