Happy Father’s Day

Preschoolに通う長女から、父の日の朝食の招待状をもらい、父子で登園して遊びました。長女はこの日を心待ちにしていたようです。
Preschoolに慣れるまで半年以上も要し、毎日泣いては妻を困らせていた長女ですが、今では大好きになり休日が悲しいと言うほどで嬉しい限りです。

自分の人生で最高の幸せは、子どもを授かったことであったと断言できます。ときどきふと、もし結婚せず子供がいない人生だったら、僕の人生はとても侘しく虚しいものだったに違いないと思います。だから、どんな辛いことに遭遇したとしても、子どもを不幸にする選択肢は考えられません。

結婚して、それ以前の自分はいかに世間知らずで未熟だったのかと気がつきました。そして、子どもが生まれてから、それまでの価値観と世界観が一変しました。親の有難みを知り、自分がいかに多くの人から支えられていたか、そして人と人とのつながりがいかに大切なことかと初めて気がつきました。これは田舎暮らしだからこそ強く感じることができる貴重な体験かもしれません。

Preschoolで家族を大切にする豪州人の父親たちを見て、Work-Life Balanceについて深く考えさせられます。同僚に聞いたところ、夕方に子供を迎えに来るのは父親が圧倒的に多いのだそう。彼たちは子どもとの時間をとても大切にしています。日本人は、仕事のために私生活や家族を犠牲にしている人が少なくないと感じています。世界史に残るような歴史的偉業を成し遂げようとする人はさておき、大部分の人の仕事や研究などは、誰かが代わりをつとめてくれます。でも、家庭内で父親の代わりとなる人はいません。家庭を顧みない身勝手な自分ですが、育児と家事に積極的な豪州の男たちを見習わなければと、Preschoolに来るたびにいつも思います。

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