Multicultural Eid Festival and Fair
Sydney西部に位置するFairfield市は豪州内で最も多文化の街のひとつ。
住民の国外出生率は57%、その両親が国外生まれの比率は78.3%、家庭内で英語以外の言語が話されている割合は実に75%にものぼります。
この街では白人を見かける確率は低く、豪州の活力と成長を支える多民族による営みと多文化主義の成功を実感できます。

Eidというのは正式にはEid-al-Fitrで、Muslimsの断食月「Ramadan」の終わりを祝う祭り。これは同地で34年も前から続けられています。


多種多様な商品や食べ物が並び、舞台の上では音楽や踊り、詩の朗読など様々な催し物が行われ、英語は聞こえず、まるで中近東の市場に来たかのよう。



妻と娘はHenna artを描いてもらいました。中近東をはじめ多くの地域で、主に女性の装飾として愛されてきた美しい模様の芸術です。わずか$5で異国情緒をたっぷり味わうことができます。


会場の片隅はMuslimsが祈る場所が男女別に設けられています。

昼食はkebabやgozlemeなど中近東の伝統的な料理をいただきました。
会場外では乗馬体験が出来て、長女は白馬に乗るお姫様の気分を味わいました。

中近東とMuslimsの文化に触れることの出来た充実の休日でした。
こうした豪州の素晴らしい一面を見ると、未だに移民を排除する日本の鎖国政策について、深く考えさせられます。