Watsons Bay

世界で屈指の美しい良港Sydney Harbourの見どころのひとつ

Sydney中心部から東北東へ約7km、Port Jackson湾の入り口の南側に突き出た半島はWatsons Bayと呼ばれ、その先端の「South Head」はSydney Harbourの絶景が一望できる岬です。
Watsons Bayには、小さな美しいBeachや日本にはないNudist Beach、Tasman海(南太平洋)に面する荒々しい断崖絶壁、美味しいSeafoodが味わえる瀟洒なrestaurantなど、たくさんの魅力があり、Sydney観光で外せないぜひ訪れたい場所のひとつ。Ferryで訪れるとCruise気分も味わえるので、天気の良い日にFerryで行くことをお勧めします。滞在時間は最低でも半日、できれば1日かけてゆっくり見て回りたいところ。それだけ見どころがあります。

小さな旅の始まりは、Circular Quayから。
鉄道を利用して来た場合は、Circular Quay駅で降りて、駅の目の前にある埠頭のCircular Quay Wharf 2に移動します。Watsons Bay行きのFerryは、Wharf 2のSide Bから、30分に1便の間隔で運航しています。目的地までの所要時間は23分で、途中、出港から15分でRose Bay Wharfに立ち寄ります。
Ferryに乗船する際は、Sydney Harbourの絶景を楽しむため、2Fのopen deckに陣取ることをお勧めします。この航路はとても人気なので、早めに並ばないと良い席を確保できません。快晴の日はなおさらです。

進行方向に向かって、右手にOpera House、左手にHarbour Bridgeを間近に眺めながら速度を上げていきます。豪州とSydneyを象徴する、世界遺産と歴史的建造物という2つの美しく偉大な建造物を陸から見えない角度で見るだけで、気分はもう最高潮です。

右手に海軍基地、左手にTaronga動物園、美しい入り江に沿って立ち並ぶお洒落な住宅地を眺めながら、船は東へ向かって進みます。途中で寄港するRose Bayは、高級住宅街のひとつ。

Watsons Bay Wharf

青く澄んだ空と紺碧の海、陸の豊かな緑が織りなす風景にうっとりしていると、たちまちWatsons Bay Wharfに到着します。Watsons Bayはとても小さな湾ですが、多くの観光客で賑わっていました。

Doyles on the Wharf Seafood Takeaway & Bistro

桟橋の付け根には、Fish and chipsで有名なDoylesのtake awayを主に販売するcasualな店Doyles on the Wharfが店を構え、観光客で賑わっていました。

Fish and chips

注文したのは定番のFish & Chipsと妻の大好物のOysters Mornay、Prawn Roll。競合店が無さそうな老舗の店らしく、take awayでもかなり強気の観光地価格ですが、Seafoodもsauceも美味しいです。

Fish & Chips $16.9
Golden fried with chips & Doyles own chilli plum sauce.

Oysters Mornay 1/2 DOZ $23.9
On the shell. Grilled with mornay sauce & tasty cheese.

Prawn Roll $10.9
Peeled prawns with mayo & salad.

この店では、魚があまり食べられない豪州で一般的な白身魚のBarramundi、豪州とNZ特産品で日本の松島と広島産にも劣らぬ牡蠣、Chilliで味付けされたMussels(紫貽貝)などなど、様々なSeafoodを食べることが出来ます。次に来る機会があればDoyles Famous Fish Burgerを食べてみたいです。
席に空きがあれば店内でも良いですが、天気の良い日はWharfの隣にあるRobertson Parkでくつろいで食べても良いかも。

Watsons Bay Beach

Wharfの左側にはWatsons Bay Beachが広がっています。砂浜は200mにも満たない小さなBeachで、沖合には多数の小さな船が浮かんでいます。
地元の子どもたちが泳いだり遊んだりしていました。東洋人には寒くて海水浴なんて無理だと思うのですが、西洋人は平気なようです。
このBeachの目の前には、Sydneyを代表する老舗のSeafood店のDoyles on the Beach Restaurantと、お洒落なWatsons Bay Boutique Hotelなどがあります。
Doyles on the Beach Restaurantの方は高級店で、値段もびっくりするほど高いです。

Robertson Park

Camp Cove Beach

Watsons Bay Beachの北の端から住宅街を200mほど突っ切ると、Camp Cove Beachに至ります。ここはWatsons Bay Beachより少しだけ大きなBeachです。

両側には豊かな緑があり、砂浜は汚れておらず砂の粒子が細かく美しく光り、水はとても透明度が高く青く澄んでいます。2つのBeachはとても近いのに、こんなにも違うのかというくらい違います。
遠くにはCBDの摩天楼を望み、素晴らしい風景です。Beachの北側には、Camp Cove jettyという桟橋と小屋が建っています。

 

Lady Bay Beach

Camp Cove Beachから森の中を北へ400mほど歩くと、Lady Bay Beachが見えてきます。Lady Bay Beachの入り口では、東洋人の若い女の子たちが「きゃーきゃー」と黄色い声を上げて騒いでいました。何事だろうかとbeachの方を覗き込むと、なんとそこには高齢の白人男性2人が一糸もまとわぬあられもない姿で仁王立ちして、こちらを見ているではありませんか。

この幅100mにも満たないとても小さなbeachは、SydneyでBondiやManlyに劣らぬ有名なbeachのひとつ。それは、ここが豪州で最も歴史あるnudist beachだからです。

生まれたままの姿で泳ぎたいという要求は昔からあったようで、豪州では1920年代にnudist clubがありました。当時は違法とされていましたが、1976年にLady Bay Beachは豪州で最初にnudist beachとして公認され、現在は全豪で20以上のnudist beachが存在しています。

僕らが訪れた時は、風が強く上着なしで過ごせないくらい肌寒い日でしたが、白人の高齢者はそんなことお構いなしで泳いでいます。ここでは誰に見咎められることなく、警察に逮捕される心配もなく、誰もが裸で過ごすことができます。

岩の断崖と白い砂浜に囲まれ、人里離れた場所で遊歩道からも見えにくいbeachなので、恥じらいのある方でも抵抗が少ないかもしれません。豪州観光の記念と話題作りに、興味のある方はぜひ行っていただきたい場所です。

 

South Head

Hornby light house

The Hornby keeper’s cottage   灯台守の宿舎跡

灯台守の宿舎

そこから、森の中を進みます。
Historical Canonという州都防衛のための砲台が残されています。

The Gap

写真はありませんが、このあたりからPort Jackson湾の奥に沈む夕日がこれまた美しいです。

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