地元の一関市と山形市がお見えになり、久しぶりに故郷の言葉を聞いて嬉しくなり、活動を精一杯支援しました。
昼食に豪州ならではの料理を食べたいというので、Sydney屈指の観光名所のひとつDarling Harbour(Cockle Bay)へ連れて行きました。

写真の右側にあるBlackbird Caféというお洒落なCafeへ案内し、KangarooとCrocodileを食べてもらいました。
Kangaroo steak
付け合わせのPotatoに大きなknifeが刺されたまま豪快に提供されて驚きます。Kangarooは筋肉質で硬く弾力性があり噛み応えがあります。野生の味とでも言いましょうか。通常のknifeでは切りにくいため、専用のknifeが供されるのです。
可愛いKangarooを食べるとは何事だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、Kangarooは増え過ぎて害獣扱いされており、Kangaroo肉は積極的に消費されることが望まれています。牛や豚より健康に良い食べ物だと認識されていますが、少し固いのが難点です。

Crocodile burger
鳥の笹身のような淡白な味わいで、食感も悪くなく美味しいと思います。Kangaroo肉よりおすすめしやすい食材です。
Crocodileは豪州では水辺に生息しており、人が襲われるという痛ましい事故が後を絶ちません。

日本では滅多に食べられない肉で、味の方は悪くないとは思いますが、同じ値段ならAussie Beefの方がより満足すること請け合いです。
南東北の方々と久しぶりに地元の言葉で話すことができ、楽しいひと時を過ごしました。渡豪して以来、懐郷病(homesick)はまだ発症していませんが、故郷の言葉を聞くとすごく心地良く、心温まります。
「ふるさとの訛りなつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」と詠んだ石川啄木は、故郷の言葉が恋しくなり、わざわざ上野駅まで方言を聞きに行ったそうですが、その気持ちがよく分かります。もっとも、今では上野駅でも東京駅でも東北弁どころか外国語(特に中国語)をよく耳にするようですが…
店名 Blackbird Café
所在地 Balcony Level 1, Wheat Road, Cockle Bay Wharf, Darling Harbour, NSW, 2000.