職場への通勤と日常の足として電車を利用しています。
豪州は標準軌なので車両が大きく、通常の車両は2階建で東北新幹線のMaxを思い出します。乗車の仕方は日本と変わらず、戸惑うことはありません。
ただし、分かりにくいのが、路線図の表示が少ないこと、駅では駅名表示に前後の停車駅が表記されていないため、初心者には敷居が高いことです。電車内では停車駅の放送もありますが、慣れないと聞き取りにくいです。最新の電車には電光表示板が備わっているので、次の停車駅を知ることができます。
日本と比較して気がつくことは、近郊列車に時刻表はなく、あと何分で来るという表示形式です。遅延は日常茶飯事。電車が遅れるのは当たり前のことなので、豪州人はせっかちな日本人のように慌てたりしませんし、みな鷹揚なものです。
電車は通勤通学時間帯でも大混雑することは稀で、東京のような激しい乗車率になることはないようです。
また、こちらの白人系の人々は、身体障害者やbabycarの乗客にも優しく、すすんで席を譲ってくれます。困っている人を見かけても無視するのは、中国人と韓国人です。
いろんな乗客がいて、電車の地べたに座り込んでいる若者や、生の人参にかぶりついているおばさんなども見かけました。
Sydney市街地中心部での公共交通機関は鉄道とBus路線が発達して、東京に比べても全く見劣りしません。それどころか、深夜にもBusが運行され、警備員まで乗車するなど、東京より便利な面もあります。
豪州の鉄道
